ラストテレパシー -The Last Telepathy- #27
一瞬、言葉が詰まった。見抜かれてる…!
ラスタスは、身体中の血の気が一気に引いていくのを感じた。しかし必死に平静を装う。
「う、うん…!そう!会ったの、女の子に」
セイファートは表情ひとつ変えず、一呼吸置いて、
「やはりそうですか…」
「でも、どうしてそんなことが判ったの」
「夢を、見ました」
「夢?」
「はい。あなたが、ふたりの少女と会う夢でした」
「……」
「そしてその少女は、赤と青のイメージが強烈でしたが…」
「そうそう! セイファートの言うとおり、青い髪と、赤い髪の女の子だった…」
ラスタスは驚いた。全てはフライング・カフェでセイファートが言った通りだ。ここまで正確に予知ができるマスターは、我が軍には他にいない。
さすが、総合レーティング・予知能力レーティング共に”A”のセイファートだ。
素晴らしい。そして、怖ろしい―
ラスタスは、彼に対して畏怖のようなものを感じ始めていた。
ふと、ラスタスの中である考えが浮かんだ。
セイファートなら、ミランダのことが判るかもしれない…!
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